すごくボヤっとしたタイトルで書き始める今回の記事ですが、今回はバイクのデザインについて、持論を交えて、書いていきたいと思います。
これは私がバイク好きだからかもしれませんが、私は、バイクは車と比べてもかっこいい乗り物だと思います。
感覚論かと思われるかもしれませんが、今回は感覚論ではない部分で、バイクの方がデザイン的に有利な部分を述べていきたいと思います。

①安全機能の違い
②趣味の乗り物だから
③快適性の違い
④デザインの自由性の差
私は、主に上記の4つの理由がバイクのデザインをより良いものにしていると思っております。
それでは、一つずつ順番に開設していきます。
①安全機能の違い
車には、一つの評価基準として、衝突安全性というものが存在します。
衝突安全性とは、車の事故を模して、壁や人にぶつかったとき、乗員や歩行者を保護できるかという評価基準のことです。昨今の車が昔と比べ、丸みを帯びていると感じている人は少なくないと思います。これは、衝突安全性を上げるために、ボンネットの下やドアの中に空間を作り、衝突時につぶれることで衝撃を吸収しているのです。寂しいことですが、現代の技術と現代の評価基準では、昔のようなシュッとしたデザインの車は作れないのです。
一方でバイクの構造上衝突安全性の評価はありません。最近の一部新型車には、前方衝突警告や後方の死角を警告してくれるものなどがありますが、バイクの前後に一部手のひらより小さなレーダーがついているのみで、デザインに大きな影響を与えるものではありません。
②趣味の乗り物だから
ここに関しては、感覚論ですが、バイクを趣味として乗る人は、車を趣味として乗る人より、はるかに多い割合であると感じております。
趣味に特化していることのメリットは、バイクを使用目的に合わせ、大胆にデザインできるということです。バイクのジャンルとして、サーキットをそのまま走れてしまうようなスーパースポーツから、アメリカのような広大な土地をゆっくりと走ることに特化したアメリカンなど、挙げだすと一本の記事になってしまうほどのジャンルがあります。そしてそれぞれに合わせたデザインにすることができるのです。趣味と実用性を兼ね備えたなんて言葉はあまりバイクには当てはまらないのです。
③快適性の違い
これも持論となってしまうのですが、車というのは、快適性を追い求めるほど、デザインが犠牲になっていくものです。もちろん世の中には高いレベルで両立している車も多くあることは理解しておりますが、一般的には、快適性を求めると、ルーフは高く、窓ガラスは起き、床は低く、社内を広くするために車両全体は膨らんできます。これは、車の使用目的に合わせた車の進化だと思っております。
しかし、バイクはどうでしょう。そもそも雨にも夏にも冬にもつらいバイク乗りは、ここまでの快適性を求めておりません。通勤や通学で使用する快適なバイクを求める人の多くは、スクーターに乗ることが多いと思います。その他多くのバイク乗りは、快適を捨てバイクに乗っているのです。
ですので、バイクは自由なデザインができるのです。
(一部こんなに快適なバイクもありますが…)

④デザイン性の自由の差
バイクのデザインは、車に比べて大胆なものが多いです。
車より様々なカラーバリエーションがあり、それがバイク乗りには普通に受け入れられる。
デカールもバイクのデザインの中では、まだまだ一般的です。
このように、バイクというのは、派手なデザインというのが受け入れられやすい乗り物です。それゆえに開発段階でも派手なデザインで制作できるのです。
いかがだったでしょうか。
バイクがかっこいいと思って、この記事にたどり着いて、この記事を読んでくれた人が一人でもいたらうれしいです。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
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